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二人でサムイ(シックス・センシズ・ハイダウェイ・サムイ) [タイ]

 2006年に夫婦で訪れたサムイ。滞在に選んだのは「シックス・センシズ・ハイダウェイ・サムイ」というリゾートでした。サムイ島の中心となるチャウエンから北、岬の突端にあるリゾートです。


より大きな地図で シックス・センシズ・ハイダウェイ・サムイ を表示

 リゾートの施設やヴィラからは目の前に海が広がるだけで周りには特になにもなく、「ハイダウェイ」の名の通りちょっと隠れ家っぽい雰囲気を味わえます。下の写真はリゾートでもらったハガキなのですが、そんな雰囲気がでているような気がします。

エヴァソン・サムイの絵はがき.jpg

 

 ハガキの左下に書かれているように、我らが滞在した当時のリゾートの名称は「シィラ・エヴァソン・ハイダウェイ・サムイ」でした。エヴァソンもラグジュアリーリゾートを手がける「シックス・センシズ」の1ブランドでしたが、サムイのこのリゾートは「エヴァソン」から「シックス・センシズ・ハイダウェイ」へブランド名の変更をしたようです。

 シックス・センシズといえば、モルディブで人気が高いラグジュアリーリゾート、ソネバフシおよびソネバギリを手がけていることで有名ですよね。しかし、実際に滞在してみて、ソネバフシ&ギリとサムイのこのリゾートを同列に捉えるのは全く賢明ではない、と思いました……。

 バーでチェックインを済ませた後、「日本人ゲストのバトラー」だというお姉さんに、部屋を案内してもらいました。広い敷地をカートで移動し、我らの部屋の前に到着。ここのリゾートは全てヴィラタイプの客室になっていて、ヴィラの入り口には竹でできた素朴な門扉があり、一軒家のような佇まいでした。

 海に向かって急激に下る斜面を利用してヴィラが建っているため、ほとんど全ての部屋から海が見えます(ハイダウェイ・ヴィラの一部を除く)。また、ヴィラとヴィラの間に適度に距離があり、木々がうまい具合に遮ってくれるのでプライバシーも守られています。

 ヴィラの扉を開けると……[exclamation×2] 目の前に飛び込んできたのは大きな窓の向こうに見える海原。海に面している壁全てが窓になっているのです[目]。一番低いカテゴリーのハイダウェイ・ヴィラを選択しつつも、オーシャンビューの部屋を予約時に図々しくもリクエストしていたのですが、ちゃんと受け付けられていたようです。H.○.S.の兄ちゃん、やるじゃん[わーい(嬉しい顔)][exclamation](そのせいでチェックインの時間が長かった、とも考えられるのだけど…)。

 チェックインをしたバーで素晴しいサンセットショーを眺めて脳内がすっかりドリーミーになっていた私は、初めて部屋に足を踏み入れたときのこの風景で、さらにとどめを刺された形になりました。傾斜を利用してヴィラが建っているため、客室の下にテラスがつくられているんですよー、という説明をバトラーさんから聞き、「そこでルームサービスの朝食を召し上がっていただくこともできます」という言葉に即反応二人きりで海を見ながらテラスでとる素敵な朝食[ぴかぴか(新しい)]といった妄想が膨らんでしまったのでした(人´∀`).☆.。.:*。その瞬間、「明日の朝、是非お願いします[揺れるハート]」とバトラーさんに速攻で申し込んでいたのでした……。

 部屋はかなり広く、メインの部屋には天蓋のついた広いベッドに大きなデイベッドが置かれてもまだ余裕を感じるほど。バスルームへは段差を降りるような形になっていて、ダブルシンクの広い洗面台にはたくさんのアメニティ、バスは掘り下げ式のプランジ・バスタブ、その脇に2種類のバスソルトが置かれています。トイレの先には半アウトドアのレインシャワー(欧米の方が好きですよね…)があり、「ウケル」要素をふんだんに取り入れた部屋になっていました。

 しかし、ふと壁を見ると…隙間が空いてる??(゚〇゚;) すごくナチュラルな造り、といえば聞こえはいいけど、もしかして建て付けが悪いのでは[exclamation&amp;question] と思いました。部屋に備え付けられていた蚊取り線香をたき、天蓋を蚊帳にして就寝しました(もしかしてこれが本来の使用目的??)。

 翌朝、時差がありますから早めに目覚めて、部屋から窓の外を見ると……今度は素敵なサンライズがやってきてくれました。

シックス・センシズ・ハイダウェイ・サムイからの朝日.jpg


 着替えたりする必要もなく、部屋にいながらにして海からの朝日を眺められるなんて、なんて贅沢なんだろう、と思ったものです。

 うきうき気分で支度をし、朝食が運ばれてくるのを待ちます[かわいい]。しかし……。待てど暮らせど、朝食が来ない…(ー_ー#)。前夜お願いしたバトラーのお姉さんに電話すると、すぐにお持ちします、ということだったのですが、結局運ばれてきたのは頼んでいた時間の1時間後くらいでした[ちっ(怒った顔)]。午前中特に予定を入れていなかったからいいものの…。1時間のロスは大きいです。

 そして、憧れのテラスで朝食をとろうとしたところ……。次々とやってくる[exclamation×2][どんっ(衝撃)][あせあせ(飛び散る汗)] とにかく蚊の攻勢がすごくて、とてもじゃないけど食事をとってる場合じゃない。結局部屋へと退散し、刺されたところをかきながら朝食を済ませたのでした…。

 こうしてドリーミーモードは無事に(?)通常モードに戻されたのでした…。


【最近読んだ本から】

ISLAND MAGIC 島のもつ不思議な力

ISLAND MAGIC 島のもつ不思議な力

  • 作者: 山下 マヌー
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2003/04
  • メディア: 単行本

 ラグーンの浅瀬のような淡いブルーの装丁に惹かれて(図書館で[たらーっ(汗)])手にした本です。
 島の持つマジック、魅力というものについて、私が思い至れない(書き表せない)思いがさらりと表現されていて、読んでいて気持ちがよかったです。

 「あらゆる島遊びができる、という意味で、ぼくたちはアジアにいることを感謝した方がいい。ビーチとか島に関しては本当にすごい。それをなめちゃいけない。そのことに『ありがとう』といって遊ばせてもらった方がいいんだよ。」 この一節には本当に心から共感しました。素晴しいポテンシャルを持った島々にたやすくアクセスできるアジア、そして日本という国に生きていることを感謝しなければな、と思います。

 ちなみにマヌーさんは、サムイでは夜、使い物にならなくなるくらい飲み、昼間はビーチで寝る、を繰り返す「Party People」になるために来るんだとか。夜のサムイを知らないなんて、この島に来ている意味がない、みたいなことが書いてあったんだけど、私、夜のサムイは知りません(^^;。やっぱ行かないとまずいでしょうか…[あせあせ(飛び散る汗)]


 サムイの滞在記は続きます…(次回はクリスマス記事の予定です)。

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kazn

ホテルの名前は知らなかったのですが、
パンガンに渡る時に見える、小さな離れ島への船が出てるみたいだったから、
端っこ好きビーチハンターとしてはとても気になる場所でした。
バイクで探検に行きましたが、ゲートで守衛さんに追い返されました。
悔しかったので、手前の椰子の林の中を人気のないビーチへ下って行ったのですが、ゴミが多くてあまりいいビーチではありませんでした。
帰りは上り坂がきつくて、登れなかったらどうしよう、、、
と冷や汗ものでした。
by kazn (2009-12-18 20:33) 

pawpaw

kaznさん、
確かに端っこ好きなら惹かれるロケーションだと思います。
(私も端っこ好き♪)
果敢に攻めていった武勇伝があったとは…。(^^;
傾斜がきついですから、さぞ戻るのが大変だっただろうと思います…。
kaznさんの見たビーチとリゾートの下にあるビーチは同じかもしれません。次の滞在記で書く予定ですが、期待はずれなしょぼさでした。
本当に、リゾートからの眺めは最高級なんですけどね。
by pawpaw (2009-12-19 22:18) 

しげ

おつかれさま。
まわりを見渡す限り
海原・・・最高♪~
いいなぁ。。
by しげ (2009-12-20 06:38) 

pawpaw

しげさん、
やっぱりオーシャンビューっていいもんだな~、とこの時思いました。
しかもちらっと見える、とかじゃなくてばばーんと見えるのですから。
眺めだけで言ったら最高級のリゾートだと思います。
by pawpaw (2009-12-22 21:09) 

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