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二人でサムイ(これっきりの体験ダイビング) [タイ]

 フィリピンの旅行から帰ってきたばかりですが、2006年タイ旅行の記事を進めます。

 滞在3日目は終日海を満喫する日にしよう、ということで、前回一人でサムイ島に来たときにお世話になった「ほうぼう屋http://www.houbou-ya.com/」さんの体験ダイビングを申し込んでいました。

 前回はシュノーケリングツアーで参加したのですが、天気がイマイチだったせいもあってか、思ったより海中世界を楽しめなかったので、今回は期待を込めて体験ダイビングで申し込んでみたのです。

船の上からタイ国旗.jpg 

(移動の船から。タイ国旗とともに)

 記憶の整理をしながらタイの記事を書いてきて分かったのは、一人でサムイに来たときに参加したシュノーケリングツアーではタオ島とパンガン島に、二人で来たときの体験ダイビングではナンユアン島に行ったのだな、ということです(多分……)。

 どちらの旅行でも、ろくに案内も見ず、ガイドブックも持たずに来ており、連れて行かれるままに参加していたので、自分がどこの島に行っていたのかあまり意識していなかったのです[あせあせ(飛び散る汗)]

 朝、リゾートに迎えの車が到着。ほうぼう屋の店長さん?(社長さん?)が来てくれました。滞在しているリゾートからだったらボプット・ビーチあたりもおすすめですよ~、なんて談笑しているうちに、割とすぐに港に到着しました[目]。あれ?、前回は港まで結構走ったと思ったんだけど(多分、ナトンあたりだったと……)。

 そして乗船する船を見てびっくり、すんごい立派な大型船[船]。いろんな所から集まった人たちが一緒に乗る船のようです。同行のスタッフでーす、と紹介をされて、3人のスタッフの方達と船に乗りました。石垣~西表よりもずっともっと大きくて立派な船。椅子もちゃんとしているし空調がきいていて逆に寒いくらい。スクリーンには欧米系の若者・家族が楽しそうにウォーターアクティビティをしている映像などが映し出され、いかにもアメリカン・ロック的な音楽が流れていました。

 私が一人で参加したときに乗ったのは、ほうぼう屋専用の小型船でした。椅子も船の縁に沿って横一列に座るタイプのもので、シュノーケリングツアーも体験ダイビングもファンダイビングも同じ目的地、同じ行程で動いていました。参加者同士も親しくなれたし、あの和気あいあいとした感じが好きだったんだけどなぁ……。

 同行のスタッフの人たちも、特に何かしてくれるわけではなく、また特に必要とする場面もなく、前回のツアーで、船がエンストしちゃってスタッフの人たちが必死に場を盛り上げようとしていたのが懐かしく感じられました。

 ナンユアン島に着いて見上げた空はどんより曇り空[曇り]。どうも海中世界を楽しもうとする日は天気に恵まれない運命にあるようです。

ナンユアンに到着.jpg


 この日の参加者は私たち夫婦と一人で参加していた年配の男性の3人です。皆体験ダイビング。島で合流したインストラクターのガイドさんと挨拶をし、レクチャーを受けて海に入ります。

ナンユアン海中.jpg


 実は、私は体験ダイビングをするのは4本目です。初めてダイビングをしたグアムでは、1本目うまく呼吸ができなくて鼻をつまんで潜り(ガイドもスパルタで怖かった…)、2本目は酸素が足りなくなってガイドの酸素をお裾分けしてもらったりと、散々な有様。新婚旅行のモルディブでもやはり呼吸がうまくできなくてガイドの人につきっきりになってもらった経験があり、そしてサムイで4度目のチャレンジとなったわけです。旦那さんはモルディブ以来2度目のダイビング。

 サムイでもやはりうまく潜ることができず、体につけるウェイトが足りなかったのか、体が浮いてきてしまうのです。私だけガイドさんにずっと体をつかまれた状態で海中にいました…。好きなように泳ぐこともできず…。目の前では旦那さんと男性の方が楽しそうにお魚を追いかけて泳いでいました。

浮いてしまうよ~.jpg


 昼食をナンユアン島のレストランでとって、午後2本目のダイビングになったのですが、体が冷えてしまったのと、昼食をとった後なんとなく気分が変わってしまったことで、潜ることにちょっと恐怖心を感じてきたのです。こんな風に感じるときは無理をしない方がいいだろう、と思って、午後私だけお休みさせてもらうことにしました[ふらふら]

 浅瀬でぷかぷか浮かんでぼーっとして、時々泳いでお魚さんを眺めたりしていたら、いきなり後ろからぐっと体を捕まれびっくりして振り向くと、ガイドさん・旦那さん・男性の方がもう戻ってきていました[目]。私を置いてきたことで、ゆっくり楽しめなかったんじゃないかと思い、ちょっと申し訳なかったです[もうやだ~(悲しい顔)]

体験ダイビング.jpg


 海からあがったところで写真を撮ってもらったのですが、軽くガッツなポーズをとってみたら、「そのポーズの意味が分からない[たらーっ(汗)]」とガイドさんに言われてしまいました(^^;。あんま潜れなかったのに、いかにも「潜ったぜぃ」みたいなポーズは変やろ、とつっこみを入れてもらったのです…。


 基本的に、限られた時間の中でしか空気が吸えない、という条件が私にとっては負担なんだな、とこの時思いました。ダイビングをすれば深く潜ることができて、より違った海の生態を見られることは分かるのですが、リスクを背負って海の深みに行く勇気がないんです(多分)。それで心理的な圧迫感を感じたり呼吸がうまくできなかったりするのではないかと思いました。シュノーケリング中に潜行していくのはOKなんですけどね…。

 旦那さんも、元々耳があまり丈夫ではなく、ダイビングをすると耳が辛くなってしまうんだそうです。ということで、このダイビングをきっかけに夫婦ともにリゾート滞在先でダイビングをするのは諦めてしまいました[あせあせ(飛び散る汗)]。シュノーケリングで楽しんでいます(^^;。


 その日の夕食はラスト・ディナーということで、リゾート内にあるレストラン「ダイニング・オン・ザ・ロックス Dining on the Rocks」でいただきました。

 バンコクからサムイ島へ向かう飛行機の中で、パンフレットか機内誌か忘れましたがこのレストランのことが紹介されており、ほー、有名なレストランなのかな?と思ってここでの食事を決めました[レストラン]

 パノラマの海が見渡せるリゾート内の場所にデッキのようなスペースがあり、そこがダイニング・オン・ザ・ロックスになっていました。屋根も壁もない、まったくのオープンエアです。

ダイニング・オン・ザ・ロックスで.jpg


 日が暮れてしまってから食事をしたのですが、明かりはろうそくだけでほとんど真っ暗です(^^;。当然海は見えません[たらーっ(汗)]。夕日を堪能できる場所なのにアホな時間に設定してしまいました。 せっかくなので夕食をとるなら夕暮れ前の早めの時間からテーブルを確保することをおすすめします。

 あまり美食家ではない私は、レストランで食べる料理の印象がほとんど長続きしないのですが、ここでの料理は、少なくとも旅行をしたその年1年は持続しました。モダン・タイ・キュイジーヌ、という感じの料理です。創作料理系もあまり好きではないのですが、ここの料理は洗練されていながらもタイ料理のフレーバーがちゃんと生かされていて、おいしく頂くことができました。

 あっという間のサムイの滞在は残すところあと1日。次回でタイシリーズはラストとなります。
 その後、先日行ってきたフィリピン・エルニドの旅行記に入りたいと思います[わーい(嬉しい顔)]


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kazn

ダイビングの時は、ヤッパ晴れて欲しいですね。
海の色が全然違うから、曇ると残念ですね。
ナンユアンは、運がいいとジンベイと会えるらしいのですが、
会えないと他にはあまり魅力が・・・みたいな。
シュノーケルでも充分楽しめますよね。
by kazn (2010-02-11 16:56) 

pawpaw

kaznさん、
いつもコメントありがとうございます。
ナンユアン島でジンベイザメですかw(°o°)w。
遭遇できたらすごいラッキーさんなんでしょうねぇ。
本格的なダイビングなら、きっともっと違うだろうと思うのですが、体験で、しかもかなり浅い深度だったので、確かにシュノーケリングとあまり変わらないような…という印象はもちました(^^;。
by pawpaw (2010-02-12 09:00) 

miko

サムイはやっぱりいいですね~。
泳ぎに自信満々の人意外は、体験ダイビングは、その時の天気や海の状況や、インストラクターによっては、ちょっと怖いかも・・・っとなってしまうと思います。
時間は取られるけれど、論理を学んで、プールで無重力を感じて、できるまで耳抜きの練習、それから自然の海に出るっていう、ライセンス取得コースの方がお勧めかもですね。
by miko (2010-02-14 19:58) 

pawpaw

mikoさん、
コメントありがとうございます~。
mikoさんはダイビングもされるのですか?
プールで無重力かぁ。
私の場合は、このチキン根性を叩き直さないとダメな気がします(^^;。
慣れるためにも体験じゃなくてライセンス取得の方が本当ならいいのかもしれませんねー。
そしたら逆にどっぷりはまってしまいそうな気もしますけど…(危険だ…)。
by pawpaw (2010-02-15 08:22) 

しげ

おつかれさま^v^
いいなぁ。。。行きたいなぁ。。^^;
旅行という文字は ないかも・・・^^;
by しげ (2010-02-15 10:26) 

pawpaw

しげさん、
コメントありがとうございます。
体調はいかがですか?
なかなか旅にでる機会はないですけど、
こうやって振り返ってみたり、
次回の旅を妄想して(^^;、色々リサーチするのも
同じ旅の時間のように思うのです。
旅の経験が自分の中で財産になっていく気がするのです。
by pawpaw (2010-02-16 21:42) 

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