エルニド哲学 [フィリピン]
**2010年1月 4泊5日フィリピン・エルニド 1日目⑦**
長旅の末、ようやくミニロック・アイランド・リゾートに辿り着きました。日没間近のリゾートではぽつぽつと明かりがともり始めていて、暗くなっていく空の下、黄昏時の雰囲気が漂っていました。
桟橋では大勢のスタッフがお出迎え。我らが乗っていたボートが桟橋に接岸した時、スタッフのみんなが一斉に口にした歓迎の挨拶は、なぜか「Merry Christmas!!」。
へ?? もう1月下旬ですが…?
成田~マニラ間のフィリピン航空でも、機内のBGMにクリスマス・ソングやクリスマスの聖歌が流れていました。後で、スタッフの1人に「どうして1月なのにクリスマスなの?」と聞いてみたけど、「ジョークだよ」と受け流され、1月のフィリピンでクリスマス、の謎は解けずじまいでした。
桟橋からフロントのあるパヴィリオンの方へと歩いて行きました。
ちょっとホームビデオチックでお恥ずかしいのですが、その時のムービーがあるのでアップしてみます。
もう陽はかげっているのに、浅瀬の水はとても明るく透明で、魚がたくさん泳いでいるのが桟橋の上からでも確認できるほどでした。
何やら賑やかな音楽がパヴィリオンの方から聞こえてきました。スタッフが歓迎の歌を歌ってくれているのです。
↓ 同じく、パヴィリオン到着時、スタッフに迎え入れられている時のムービーです…。(ほんの少しで、しかもブレてますが…)
オープンエアのパヴィリオンはラウンジでもあり、レストランの一部でもあります。
その一角にフロントがあり、隣はブティックになっています。
フロント横(ブティック前)で、スタッフの皆さんが体を横にゆらゆら揺らしながら、ギターに合わせて歌を歌ってくれていました。
実は右端のお兄さんが、まるで「流しか」と思うくらいのギターの弾き手で、英語・日本語・韓国語、と、ものすごい数の曲のレパートリーを持っている強者であります。
そして、しつこいようですが、スタッフの歓迎の歌をおさめたムービー↓ もアップしてみます 。細切れでスミマセン…。
ゲストにはウェルカムドリンクとスナックがサービスされました。
ドリンクは確かパパイヤのジュースだったと思います。アルコール入ってないのに、到着の嬉しさに浮かれてほろ酔い気分になってしまいました。
歓迎の歌が終わったところで、スタッフの1人からリゾートの概要について説明が始まりました。
エルニド・リゾーツ、ミニロック・アイランド・リゾートへようこそ
豊かな自然に囲まれたエルニド海域は
自然保護区に指定されています
リゾートに滞在するゲストの皆さんには、
1人200PHPの負担をお願いしています
どうかご了承下さい
エルニドでは是非、『エルニド哲学』に則って滞在して下さい
エルニド哲学とは、
このリゾートは貴重な自然の中に建てられています
浜辺にある貝殻や珊瑚などの生物を持ち帰ることや、
また、リゾートはインフラの整備やゴミの処理などを
独自に行っています
ゴム製品や缶類など、環境にかえらないゴミがある場合は、
また、アクティビティの最中にそのようなゴミを見つけた場合は、
eco-nido bagに入れてスタッフにお渡し下さい
客室に「Eco-Checklist」があります
アクティビティに出かける際は
是非お持ちになることをお勧めします
何よりもまず、「自然との関わりについて」という点からゲストに説明があった、ということが非常に印象的でした。
「バウチャーをお願いします」と言われ、バウチャーを持っていなかった我らはものすごい焦ったのですが、なんとか大丈夫だったようです。
人が行かないことが一番のエコなんですが、
ビーチ好き好き好きな我々はそんな訳にもいかないので、
環境保全にはなるべく協力させていただきます。
はい。
by kazn (2010-05-13 21:20)
みんなで協力しないとダメなんですね!
環境問題は、奥が深いです。
by miko (2010-05-16 00:25)
~コメント&nice!ありがとうございました~
>kaznさん、
ビーチ好き好き好き、ですよね、やっぱり。
私もです(^^*。
自然に対しても、そこの場所に生きる人に対しても、
リスペクトする気持ちを持つのが大事なのかな~、と思いました。
>mikoさん、
みんなで協力、しないとダメなんですよね。
勝手な振る舞いは許されない、
というのは当然のことなんだけど、
リゾート側からゲストに対して、
真っ先に説明される、というのが印象的でした。
切実な問題なんだと思います。
by pawpaw (2010-05-16 14:51)