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サンセット・クルーズ、スパ&夏の思い出 [フィリピン]

**2010年1月 4泊5日フィリピン・エルニド 2日目④** 

 2日目のメインイベント、ビッグ&スモールラグーン巡りを終えると、もう夕刻となりました。ラグーン巡りの後は、海に沈む夕日を船から眺めるサンセット・クルーズです。

 ミニロックのある入り江は真東を向き、背後には高い岩山が聳えているため、リゾートから夕日を眺めることはできません。サンセット・クルーズのアクティビティでは、船でリゾートから15分くらいの所まで沖に出て、そこから入り日を眺めるのです。

 結構多くのゲストが参加していて、船はほぼ満員。まだ陽が明るい時分に、船は桟橋を離れました。

日輪.JPG

 

 午前中に空にかかっていた分厚い雲はとれ、薄い衣のような雲が漂う程度になっていました。

沈みかけの太陽.JPG


 サンセット・クルーズに案内してくれたガイドさんは、高1の時の同級生にそっくりだったのですが、その同級生の名前が思い出せなかったので、普通にガイドさんの名「デニスさん」とお呼びしていました。我らのアクティビティによく同行して頂いたガイドさんです。  

夕日と記念撮影.JPG


 夕日をバックに一枚[カメラ]。めっちゃ逆光すw[たらーっ(汗)]。デニスさんに撮ってもらいました。

もう少しで沈みそう.JPG


 まだ明るいな~、と思っていた太陽はみるみる沈み、空をオレンジ色に染め上げて、海の色を夜の暗く深い色に変えていきます。

また明日.JPG


 さようなら、また明日ね[exclamation] 今日も一日ありがとう[exclamation]
 お日様にバイバイ[手(パー)]、です。 

すっかり真っ暗.JPG


 リゾートに戻る頃にはすっかり真っ暗に。そして吹く風がつめた~く感じられました。薄手の長袖は必須でございます。
 
 
 
 夕食の時間となり、レストランへ。
 食事をしていると、GACのスタッフが翌日のアクティビティを確認しにテーブルにやってきました。

 実はピア・ハットで船を待っている時に、スタッフから翌日のプランを提案されていました。
 それはスネークアイランドという島と近くにある洞窟を巡り、ビーチクラブでピクニックランチをする、というプランでした。
 旦那さんが行きたい、と言っていた洞窟巡りが入っていたので、この提案を受け入れることに。

 加えて、シュノーケリングをもっと堪能したいのでオススメを教えて、と頼み、午後は「シミズ・ビーチ」というポイントへ連れて行ってもらうことにしました。
 これで翌日のプランが出来上がり。

 さらに、サンセット・クルーズの時にガイドのデニスさんが言っていた「プライベート・ディナー」のことも聞いてみました。リゾートからほんの少し離れたところにある小島の前を通った時に、「ここでプライベート・ディナーができる」ということをデニスさんが言っていたのです。

 え、プライベート・ディナー?[揺れるハート]、と、ときめいていたところ、旦那さんも同様に興味を持ったそうで、最終日のディナー時にアレンジをお願いすることになりました。すんごい楽しみ[ハートたち(複数ハート)]
 
 
 
 夕食後は私だけスパのトリートメントを受けました。フィリピンの伝統的なマッサージ、ヒロットを是非受けてみたかったのです。
 我らの滞在しているシービュールーム棟の端、レストラン側の一角がスパのトリートメントルームになっていました。部屋で受けることもできる、ということだったのですが、スパ・ルームでお願いしました。

スパイメージ.JPG

エルニドでのスパのイメージ。パンフレットより 

 スパ・ルームはオープンエアで、施術を受けるベッドとベッドの間はすけすけのカーテンで区切られているだけ……。ものすごーーく簡単な造りでした。タオルで隠されて着替えなどするのですが、背の高い人なら通路にある壁の上から見えてたと思います[たらーっ(汗)]

 中はサイレント厳守。波の音と、風が揺らす木製のウィンドチャイムの音以外、何も聞こえません。
 
 ヒロットは結構力強いストロークのマッサージで、脇腹の辺りをさすられるとくすぐったくて「あひょあひょあひょ~」と言ってしまいそうでした[あせあせ(飛び散る汗)]
 ユーカリのような香りのマッサージオイルが本当に気持ちよくて、不覚にも寝落ちていました(^^;。気持ちよかったっす。夜の海風が更に心地よく感じました。

 ターンダウンされた部屋に戻ると、前夜のように葉っぱに書かれた「おやすみ」のメッセージがベッドに添えられていました。

Good Night!.JPG


 加えて、日本語で書かれた、エルニドに伝わるお話のプリントが置かれていました。

ベッドサイドストーリー1.JPG


 「パカルサーダのバレテの樹」というお話。
 エルニドのラゲン島近くにあるパカルサーダという地区では、バレテ(またはバリート)という寄生木があり、そこに住みつく悪霊が度々現れては人々を惑わしたり、奇妙な音を発したりするのだそうです。その音の中にはジープのブレーキ音や飛行機の飛ぶ音、爆弾が爆発する音があり、第2次大戦を思い出させるということ……。
 秘境のエルニドも、第2次大戦とは無縁ではなかったんだなー…、と思わずにいられませんでした……。

  なんか、子どもに読み聞かせるベッドサイドストーリーみたいで面白かったです。キリスト教が布教される前は精霊信仰が中心だったフィリピン。その世界を垣間見たような気がしました。

 お話の素朴な世界に浸って、静かな波音に耳を澄ませながら、2日目の夜を終えました。



【夏の思い出[晴れ]

ノスタルジー・盛岡 
 今年は都合により、人様とずれたお盆休みを過ごし、実家の岩手へ帰省していました。実家があるのは盛岡市の郊外にある滝沢というところなのですが、盛岡市内で少し散策する時間があったので、その時に撮影した写真をアップしてみます。
 
にゃんこ賢治.JPG

 古道具屋さんの入り口にかけられていた、にゃんこさん賢治

 市内を流れる中津川にかかる、擬宝珠が据えられた上の橋。 

上の橋.JPG

 周辺には歴史ある建物がぽつぽつとあります。
 お気に入りは蔵を改装して造られた喫茶店「一茶寮」。
 
青い自転車.JPG

 蔵の1階はアトリエ「彩園子」(さいえんす)。コンテンポラリーな絵が並びます。画材なども販売しているようです。
 靴を脱いで2階へ上がると、ほの暗くてどっしりした印象のカフェスペースが広がります。
 
一茶寮内観.JPG

 真冬にここで「ふかしパン」とコーヒーを頂くのが大好きだった。
 
ふかしパン.JPG
「ふかしパン」はあったかくてもちもちしているのです。

照明と彫刻.JPG
カフェの中もまるでアトリエのようです。

窓辺の緑.JPG
南部乙女武士.JPG

誰かのオリジナル? 南部乙女武士だか、なんだか。


 盛岡に抱くイメージは「ノスタルジー」です。人情と自然がまだ残っている所。
  
中津川の黄色い花.JPG 

台風と大雨で川の水は濁っていました…。

中津川の柳.JPG


 お日様の暑さは感じても、吹く風が心地いいのは3つも川が流れている街だからかもしれません。
 実家で人間回帰できたような気がします。

 
大田区の花火大会

 大田区民になってもう何年か経つのに、毎年8月15日の終戦記念日に行われる、区主催の「花火の祭典」には一度も行ったことがありませんでした。
 今回行く機会に恵まれたので、多摩川の河川敷、六郷土手へ足を運んでみました。

大田区花火1.JPG


 河川敷を埋め尽くしていたのは、大勢の人・人・人。でも、運良く打ち上げ所近くの場所をゲット。

大田区花火2.JPG


 大田区はお金がない、と聞いているのに、かなり景気よく花火が上がっていました。大丈夫なんでしょうか(^^;。

 ほんの30分程度の打ち上げだったけど、結構満喫できました。

 動画もありますので、よろしければご覧下さい ↓ 。

「Japanese Beauty」


あ、<ドラえもん>だ。


 羽田空港国際化記念プログラム 「One 世界は一つ」

 みんなで花火を眺められる、平和な夏が
いつまでも続きますように……。
 


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コメント 6

kazn

海の夕陽を見ると、条件反射的にノドが鳴ってしまうのは、私だけではないはずです。
キレイな夕陽が見られて良かったですね。
ここまではエルニドのこと。次は、盛岡のこと。

・・・ビックリしました。
うちの副社長は滝沢村出身です。
去年の春就任した社長に縁あって遠く岩手県から来ていただいています。
だから、それまでまったく知らなかった滝沢村のことも少しは知っています。
日本一大きな村だとか、「チャグチャグ馬コ」とか、、、
先日も偶然HNK-BS11chで盛岡大学が出てまして、その話しを副社長にしたら、自宅がその近所だっぺ、とかおっしゃってました。
今日は、滝沢村からお客様もお迎えしてたんですよ。

なんか、世界って狭いなぁ。

by kazn (2010-08-19 19:50) 

toki

綺麗ですね。花火!!
今年は音だけ楽しみました^^

by toki (2010-08-22 08:42) 

miko

海に沈む夕日を眺めているとちっぽけな自分を思い知らされますよね~~

盛岡って素敵な町なんですね。
冷麺の街のイメージがあるんで、韓国ちっくなのかと思ってました
by miko (2010-08-22 14:54) 

pawpaw

>kaznさん、
夕陽を見て、一日の終わりを思って飲むお酒は美味しいですよね!
それにしても……、
副社長さんが滝沢村出身て、。。。
ほんと、世の中狭いっすね(^^;。びっくりしちゃいました。
仰るとおり、「村」としては人口が日本で一番多いんです。
「盛岡」の名を冠している高校・大学も、滝沢村にたくさんあります。「騙された!」と思う人は多いはずですw。
ちなみに、私の実家は盛岡大学とは別の方角でがんす。
副社長さん、お客さんともども、今後ともよろしくお願いしまっすm(_ _)m。


>tokiさん、
花火の写真を撮るのってすっごい難しい、
ということが分かった今年の夏でもありました(^^;。
花火って、音を聞くだけでも心がはやりますよね。


>mikoさん、
水平線に沈んでいく夕陽ってダイナミックですよね。
1日の終わりと夜の始まり、次の日への期待、
色んな感情が沸いてきてちょっと切なくなります。
盛岡と平壌が(確か)同じ緯度ということで、盛岡冷麺ができた、らしいです。
帰省の度に「ぴょんぴょん舎」の冷麺(お土産用)を買うのが、私の習慣になっています。
by pawpaw (2010-08-22 16:28) 

ぼくくま

花火綺麗ですねーーーー!!
by ぼくくま (2010-08-23 07:08) 

pawpaw

ぼくくまさん、
ありがとうございます~(*^^*)。
花火が開いた一瞬に合わせてシャッター切るのって
すごく難しいんだ、と分かりました(汗)。
結構穴場な花火大会だと思いますよ。
by pawpaw (2010-08-24 20:13) 

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