初めてのタイ <バンコク> [タイ]
2006年夏、我ら夫婦は休暇先をタイのサムイ島に決めました。
私にとってタイは回目、サムイは回目、という旅行でした。
タイは大好きな国の一つです。
大好きになるきっかけとなったのが、学生時代に初めてタイを訪れた旅行。
まずはその学生時代の旅行から振り返ってみたいと思います。
(写真はチャオプラヤー川から見たバンコクのワット・アルン。loopthaiより写真拝借しました)
初めてのタイ。海外のビーチへ行ってみたくて、当時まだ雑誌だった、電話帳のように分厚いABロードをめくって、その安さに思わず目が留まったのがタイのバンコク&パタヤというフリーツアーでした。パタヤがどんな所かも知らず、とにかく安さに目がくらんだ、という感じです。利用航空会社はビーマン・バングラディシュ航空…。初めて聞く航空会社でした。
時期は3月だったと思います。若気の至り、飛行機のシートにシートベルトがない、とか、離陸直後に前の席が倒れてきた、とか色々ありながらも、とにかくわくわくしながらタイに向けて飛び立ったのでした。
ビーマン・バングラディシュ航空の目的地はダッカで、バンコクは経由地の一つでした。バンコクに到着したのは夜。送迎のガイドさんとミートして、バスに乗り込みます。地上に出るとむわ~っとした暑さが全身を取り囲みます。南国にきたのだ!と実感した瞬間でした。
送迎バスは40人乗りくらいの割と大きなもの。蛍光灯の薄明かりの中、窓の外を見ると真っ暗闇の中に、トタンでできたような、お世辞にも立派とは言えない家々が浮かび上がってきました。貧しい人達の家なのかな…。
バスはハイウェイをひたすら走ります。段々とアパートなどが見えてきて、窓越しにテレビを見ていたりする生活の様子が垣間見えました。バスのガイドさんはお金のことや現地のことを話しているのだけど日本語が全然上手くなく、何を話しているのか全く分かりませんでした。
翌日、バンコクの市内観光。まずは水上マーケットへ向かいます。バンコク市内からそう遠くない場所でした。買い物などはしなかったのですが、とにかく船に乗って風に吹かれたのが気持ちよかったことを覚えています。
そして、バンコク市内観光のハイライト、王宮地区の観光です。翡翠で出来たエメラルド仏を祭るワット・プラケオ(エメラルド寺院)、歴代国王が居住した宮殿など、金を用いた絢爛豪華な建築物が建ち並びます。
写真は王宮の中にあるプラサート・プラ・デッビドンという御堂。歴代国王の像を安置しており、「ロイヤル・パンテオン」とも呼ばれています。
そして、次の写真はチャクリ・マハ・プラサート宮殿。1882年に完成した大宮殿で、現在は迎賓館として使われているそう。
ちなみに…。天使の都と呼ばれるバンコク。実は正式名称ではありません 本当の名前は
「クルンテープ・プラマハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラート・ラーチャタニーフリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット」
(天使の都 大いなる都 エメラルドの仏陀が安置され 誰にも攻め落とすことが出来ない都 美しく堅古で繁栄する場所 心地よく 貴重な9つの宝を持つ豊かな都 いくつもの巨大な神殿がある都 神が権化した王の住まい インドラ神が建築の神ヴィシュカルマに造らせた都)
どこまで書いたか分からなくなるくらい長いです(^^;。
タイの人は省略して先頭の単語、「クルンテープ」とだけ呼ぶようです。
何故「バンコク」なのか、というと、トンブリ地域(チャオプラヤー川西側)の地名「バーンコーク」が訛ったもので、西洋人による誤用が定着したものといわれているそう。
バンコクの市内観光は半日のみ。昼食をとり、午後は陸路バスでパタヤへ向かいます。
バンコクからパタヤはバスで約2時間30分。バンコクから最も近いビーチリゾートで、日帰りも可能な距離です。
パタヤは1960年代にアメリカ軍兵士の保養地として開発されたリゾート。リゾートとしての歴史はタイで最も古いのです。ビーチは美しくはないけれど、ショッピングやエンターテイメントの楽しみもあり、都市の観光とビーチリゾートの観光両方満喫できるのが魅力になっています。
パタヤについたのは夕方近く。ホテルでチェックインを済ませ、ビーチへとお散歩に向かいました。
そこで待ち受けていたのが、赤い空に薄墨を広げたようなドラマチックな夕日。パタヤの夕日はとても大きく感じました。日がすっかり沈むまでビーチで散策していたのでした。
翌日からはパタヤでの滞在が始まります。それはまた次回に…。
私が楽しみにしていたタイ篇が始まりましたね。
ウキウキして読ませていただいています。
タイ初入国の時の気分て、みんな同じような感覚なんですね(・・・すぐ慣れちゃうんだけど。)。
時々見える臭いそうな路地の奥だとか、赤茶けたトタン屋根のスラムを見ると、ドキドキした頃を思い出しました。
by kazn (2009-03-12 21:43)
kaznさん、
お待たせしました、タイ旅行記の始まりです~。
おぼろげな記憶を辿りながら書いてますので
つっこみ所があったらお願いしますですm(_ _)m。
東南アジアへの旅行はあのときが初めてで、
くらしぶりの差、みたいなものにカルチャーショックを覚えたものでした。
今は新空港が出来たので、空港から市内への景色も変わったでしょうね。
by pawpaw (2009-03-12 22:05)
バンコクの正式名称・・・長くて覚えられません
東南アジアも私は未開の土地なので
時間があればいってみたいんです^^
ご訪問ありがとうございます 応援ポチっと☆
by やまがたん (2009-03-13 19:00)
やまがたんさん、
ガイドブックを見ていたらそんなことが書いてまして…。
世界一長い都市名みたいですよ。
覚えられないですよね(^^;
ご訪問&応援いつもありがとうございます☆
by pawpaw (2009-03-13 20:25)
過去記事へのレスですが
石垣の記事とても参考にしております
が、GWは混雑しているようで思うように
宿がとれず、宿の選定に四苦八苦しております・・・
ご訪問ありがとうございます 応援ポチっと☆
by やまがたん (2009-03-14 17:47)
やまがたんさん、
つたない記事ですみません。
少しでもご参考になっていたらとっても幸いです(^^)。
5月は沖縄で一番いい季節、といわれているみたいですね。
宿、いいところがとれるといいのですが…。
いつも応援ありがとうございます。
わたしもポチっとしてきます☆
by pawpaw (2009-03-14 22:56)
バンコクかなり好きです。
沈没にもってこいで落ち着けます。
もう10年以上行ってませんが、
よく利用したドブ川ボートはもうないでしょうねー。
ビーマンも懐かしいです。機内で自由席だったのを
憶えています。
by くろた (2009-03-16 18:32)
くろたさん、
沈没、って面白いですね(^^;。
バンコクにディープにはまってみたかったです。
(ガイド付き半日ツアーなのであっさりだったのですが)
ビーマン、帰りが自由席で衝撃を受けました。
それはまた後ほど書こうかと思っています~。
by pawpaw (2009-03-17 15:35)
つたない記事なんてとんでもないです
楽しみも増しますし、あれこれ悩んでしまいます
こちらこそいつもありがとうございます
応援させていただきます
by やまがたん (2009-03-18 00:05)
やまがたんさん、
少しでも楽しんでいただけたら幸いです(^^)。
いつもありがとうございます☆
励みになりますです。
by pawpaw (2009-03-18 21:05)