専用機でエルニド空港へ

**2010年1月　4泊5日フィリピン・エルニド　1日目④**

　更新頻度をアップしていこう！と誓ったのに、全然果たせていません（＾＾；。1日目がなかなか終わらないので、どんどんアップしていきたいと思います。 

　エルニド・リゾーツの専用機ラウンジで待つこと小一時間、ようやく搭乗が始まり、ラウンジのすぐ目の前で待機していた19人乗りの小型飛行機に乗り込みました。乗客の体重を量っていたので座席を指定されるのかと思いきや、思いっきり自由席。

　飛行機の周りには整備や誘導などをしているたくさんの地上係員の方がいました。ざっくり数えて10人以上いたと思います。たった19人の乗客のために一体どれだけの人が関わっているのか、贅沢な人の使い方だな～、と思ってしまいました。フィリピンの潤沢な労働力に遭遇した最初の瞬間です。

　

【1日目日程】　　※時間は現地時間
　　9：30  PR431便にて成田発マニラへ
　13：35  着後、リゾート専用機に乗継ぎ

　15：00  専用機にてエルニド空港へ　
　16：15  着後、ボートにてリゾートへ
　17：30  ミニロック・アイランド・リゾート着

＜ミニロック・アイランド・リゾート泊＞

　……多分、労働力が潤沢、というより、人口に対する就業場所が少ない、ということなんだろうな～と思いました…。

　小型機の機内は1ｰ1のシートで、全員窓側です。
　コクピットも丸見え。

　滑走路までタクシーして、テイクオフを待つばかりだったのに、しばらく待機状態が続きました。
　その間、多分15分くらいだったと思うのですが、飛行機が小刻みながらも結構揺れ、私は具合が悪くなってしまいました（ｰ_ｰ#）。

　やっとのことでテイクオフ。

　飛び立つと、地平線の先まで続いていくような、広大なメトロ・マニラの街並みが広がりました。

　座席にはマニラ～エルニド間の飛行ルートが用意されています。
　（画像はクリックで拡大。日本語はレタッチによるものです）

　飛行機はマニラから南西に向けて飛行します。
　エルニドまでは約300㎞。マニラのあるルソン島から、ミンドロ島→ブスアンガ島→そしてエルニド空港のあるパラワン島へと、島々の上空を巡っていきます。

　メトロ・マニラを抜けたところで、カルデラ式の不思議な形をした湖が見えてきました。タール湖という湖です。

　
　ルソン島を抜けて最初に現れる島がミンドロ島です。
　時々集落は見えるものの、島の大部分は険しい山脈に覆われていました。ちょっと独特の景観です。
　2000m級の山々が連なっているその山脈で、一番標高が高いのはハルコン山（Mt. Halcon　標高2587m）です。

　ミンドロ島の西方にはルバング島（Lubang Island）という島があり、小野田少尉という日本兵が1974年まで潜伏していたそうです。終戦後、既に29年という歳月が流れていたのでした…。

　南下するとともに、深～い群青色だった海の色が明るいブルーに変わってきました。楽園が近づいてきたサインです。どうやらパラワン島にさしかかった模様。

　すると高度がどんどん下がっていき、窓からの視線のすぐそばに砂浜が開け、このまま突っ込むんじゃないか…と思った瞬間、滑走路が現れました。
　無事にランディング。　エルニド空港に到着です。

　滑走路の入り口にはちゃんと消防車が控えていました。
　砂利道のものすごーく簡素な滑走路です。

　
　15時15分頃にマニラを飛び立って、エルニド空港に着陸したのは大体16時半頃。
　約1時間30分の空中散歩を楽しみました（ちょっと気持ち悪かったけど…）。

　ようやく楽園の入り口に到着しましたが、リゾートへの移動はもう少し続きます…。

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タグ：フィリピン エルニド 専用機

コメント 5

南米にでも行ってたかのようですね。
それにしても、砂利の滑走路、、、って、初めて見ました。
私の大好きな、秘境宝探しもの映画みたいです。
by kazn (2010-04-08 20:46) 

kaznさん、
記事のペースも遅いので、もんのすごい長旅をしているかのようですよね…（＾＾；。
実際南米に行くとしたら大変なことなんだろうな～。
エルニド空港はそれはそれは素朴な空港でした。
確かに秘境だと思いますよ～。
by pawpaw (2010-04-10 16:10) 

小型飛行機ってコックピットも丸見えで
楽しいですよね。プロペラ機っていうのも
ワクワクしてしまいますね。

by くろた (2010-04-10 17:42) 

フィリピンって小さな島の集まりってのは知ってますけど・・・この目で見てみたいです！！
by miko (2010-04-11 18:37) 

＞くろたさん、
初めて小型機に乗ったのはモルディブに行った時だったのですが、コックピットが丸見えで驚いたのを覚えています。操縦する様子が見えると、逆にドキドキしてしまうのです（＾＾；。
プロペラ機は羽根付近の席が特に揺れるんですね。知らずに思いっきり羽根の近くに座ってしまったのでした…（；_；）。


＞mikoさん、
フィリピンは7000以上の島々から成るそうです。
空から見てみると、島によって景観が全く違っていて、個性豊かな島が多いんだな～、と思いました。面白かったですよ～（＾＾）。
mikoさんもいつか是非訪れてみて下さい♪

by pawpaw (2010-04-12 08:24)