ミニロックのシービュールーム [フィリピン]
**2010年1月 4泊5日フィリピン・エルニド 1日目⑧**
チェックインを済ませた後、スタッフの方に滞在する部屋へ案内されました。シービュールームというカテゴリーの部屋です。
突然決まった旅行だったので、部屋のリクエストは「空いていて、海が見えればどこでも」という感じで(いい加減に)しておりました。
人気の水上コテージは満室。で、とれたお部屋が、メゾネットタイプのシービュールームだったのです。ベッドが計3つある、思いっきりファミリー向けの部屋です。
下の写真は翌日の朝に撮影したものですが、手前の白っぽいテラスがついている建物がシービュールームの棟、奥の建物が新しくできたデラックス・シービュールームの棟です。
ミニロックの部屋のカテゴリーは、水上コテージ、ガーデンコテージ、ファミリーコテージ、クリフコテージ、シービュールーム、デラックス・シービュールーム、ビーチサイドルーム、と、7つに分かれています。デラックス・シービュールームとビーチサイドルームは比較的最近できた部屋のようで、作りも他のカテゴリーの部屋と違って、新しくしっかりしている感じでした。
また、水上コテージの中でも、陸側にある2つの部屋は、干潮時には「水上」でなくなってしまう、ということで、リゾートの見取り図では「ウォーターサイド・コテージ」と、通常の水上コテージと区別して表記してありました。とはいっても、ミニロックの水コテは部屋から海へ直接降りていくことができないので、「水上」にこだわる人もそういないかとは思うのですが…。
( ↑ リゾートの見取り図。画像はクリックで拡大)
スタッフに通されて部屋の中に入ると、マニラでチェックインした時以来お目にかかっていなかったスーツケースが置かれていました。そういえば荷物見ないな~、と思っていたら、まるで「どこでもドア」から引っ張り出したかのように、ちょこんと部屋に鎮座していたのでした。
自然の素材をふんだんに使ったナチュラルで素朴な作りです。
部屋の中にある螺旋階段の先には、もう一部屋ベッドルームがあります。
部屋の中にある螺旋階段の先には、もう一部屋ベッドルームがあります。
多分、ちょっと大きくなった子供を連れた家族にぴったりな部屋なんだろうなー、と思いました。
ミニバーにはアルコールや飲料、スナック類の他、日焼け止めクリームや虫除け、歯ブラシ、使い捨ての水中カメラなどが用意されています。ちなみに、500mlのエビアンが268.40PHP(約520円)でした。ポットに入った飲料水のサービスは無料で部屋に用意されているのですが、アクティビティに持って行く水は別途必要です。リゾートでは、専用のボトルを購入することで、飲料水のレフィルを無料で入れてもらえるサービスをしているので、長く滞在する人はミニバーよりもそちらを利用する方が得かもしれません。
ベッドの上には、パヴィリオンで説明のあった「エコニド・バッグ」とビーチバッグが置かれていました。
エルニドの象徴、岩ツバメちゃんが葉っぱで折られて飾られていました。かわゆい~。
この岩ツバメちゃんはもちろん、ビーチバッグやスリッパはエルニドに住む女性達の手作りの品で、リゾートからのギフトとして持ち帰ることができます。リゾートがアメニティの制作を依頼することで、地域の女性達の経済的自立を支援しているのだそうです。
この岩ツバメちゃんはもちろん、ビーチバッグやスリッパはエルニドに住む女性達の手作りの品で、リゾートからのギフトとして持ち帰ることができます。リゾートがアメニティの制作を依頼することで、地域の女性達の経済的自立を支援しているのだそうです。
バスルームはものすごーくシンプル。シンクには、水に分解される環境に配慮した石けんを置いていました。
シャワーのみでバスタブはありません。あまり熱いお湯は出なかったような気がします。
そして、お手洗い。部屋内のゴミ箱は、トイレ脇に置かれたこの箱1つだけでした。困ったのは、ハウスキーピングがトイレットペーパーをなかなか補充してくれなかったことです。
タオルも、交換不要なものは棚において、というお願いが書かれていたのでそうしていたのですが、棚に置いたタオルは交換され、交換して欲しくて床に置いていたタオルは交換されなかったり、なくなっていたり、という感じでした……。
「シービュールーム」の名の通り、部屋からは桟橋とピアハウスなめで海を見渡せます。
入り口にはデイベッドが置かれていました。
ここに座ったり、寝そべったりしながら、ぼーっと海を見てるのがお気に入りでした。
ちなみに、外からはこんな風に部屋の中が丸見えになります。でも、前を通るのは、自分たちの部屋よりも先の方の部屋に宿泊している人達数組だけなので、そんなに気にはなりませんでした。着替えの時などはさすがに布製のブラインドを下ろしていましたけど…。
実は、シービュールームの後ろはスタッフルームの棟になっていて、エアコンの通気口から、スタッフの声や台車を押す音などが結構大きく聞こえました。また、隣の部屋の音も、かなり筒抜けで聞こえました。
リゾートが出来た初期の頃からある建物のようなので、作りが古くてちゃちぃ印象は否めませんでした。窓枠も隙間が空いていて風がぴゅーぴゅー入ってきてましたし…。
新しく作られた、デラックス・シービュールームとビーチサイド・ルームはそんなことはないんだと思います(あと、姉妹リゾートで、後から出来たラゲンも)。
正直に言うと、この部屋に入った時の第一印象は余り良くありませんでした。だって、いくらオールインクルーシブとはいえ、同じ費用と日数ならば、他のアジアリゾートでは相当なラグジュアリークラスの所に宿泊できます。質素で素朴と言えば聞こえはよいけど、粗雑でシンプルすぎる部屋の作りに、「いくらなんでもこの部屋はないんじゃないの」と思ってしまったのです。
でも、リラックスしていてアットホームなリゾートの雰囲気を心地よく感じるようになると、全く気にならなくなっていました。フィリピンの、エルニドのリゾートはこういうスタイルなのかな、と思えたからかもしれません。
値段は判りませんが、写真ではすごくステキな部屋に見えますよ。
リゾートは海で勝負!ってことにしときましょう。
by kazn (2010-05-24 22:59)
~コメント&nice!ありがとうございます~
>kaznさん、
ステキな部屋に見えましたか?(^^; そう言って頂けると嬉しいかも。
海で勝負!という点では、確かに秀逸なのですけどね…。
満潮になるとこの部屋の床下にも波が打ち寄せてきて、波音を聞きながら部屋で過ごすのはなかなかいいものでした。
by pawpaw (2010-05-26 09:16)
ミニロックって本当に素朴なお部屋なんですね。
ラゲンだったらもうちょっと高級感あふれてるのかしらん??
by miko (2010-05-29 22:24)
mikoさん、
ミニロックは本当に「素朴」という言葉がぴったりなリゾートです。
滞在中、ラゲンにも行ってみたのですが、あちらは建物も新しく、作りもしっかりしており、もっとゴージャスな雰囲気でした。
それなりにラグジュアリーな感じを求めるなら、ラゲンを選ぶのが正解だと思います。
でも、私はミニロックの方が好きでしたー(^^)。
スタッフがフレンドリーだし、アットホームなんですよね。
ラゲンはプールはあるけど、ごろっとできるビーチがないのも個人的にはどうかな…、という感じでした。
好みの問題かとは思うんですけどね(^^;。
by pawpaw (2010-05-30 17:35)
さわやかなリゾート宿ですねー。
部屋から海が見えるのは
ほんと気持ちいいもんですよねー。
by くろた (2010-06-01 12:33)
>くろたさん、
本当に、自分のいる部屋から海が見えるのって、
やっぱいいな~♪、と思いながら滞在していました。
こじんまりしているリゾートなので、
もちろんビーチもすぐそばです。
部屋の中でも波音が聞こえるのも、いい感じでした~。
by pawpaw (2010-06-02 09:20)
なんか涼しげでいいですね
日本はこれからが一番暑いから、ひときわそう思いますよ
by 釣られクマ (2010-06-02 11:26)
釣られクマさん、
コメントありがとうございます。スミマセン。
エルニドで吹く潮風は気持ちよかったですよー。
日本はこれから梅雨→夏ですし、あの時の滞在がことさら懐かしく感じるかも、です。
by pawpaw (2010-06-03 20:44)
波の音が近い・・・・・いいですね!一度、こうした場所を訪れてみたいと思うようです~~^^
by ulyssenardin36000 (2010-06-27 06:57)
ulyssenardin36000さん、
是非是非おすすめしますです。
自然に近い場所ってホント癒されます。
by pawpaw (2010-06-28 08:31)